Intelは、オリンピックで未来の電子通信技術を披露します

砂に描かれたオリンピックシンボル

編集クレジット: lazyllama / Shutterstock.com

 

 

私は、オリンピック観戦が大好きです。各国代表の一流アスリートがお互いに自身のスキルを試す姿は実にエキサイティングです。また、オリンピックは、開催国が自国の手腕を発揮するフォーラムでもあります。2018年のオリンピックで注目を集めるのは参加国ばかりではありません。先日、Intelがオリンピック委員会(IOC)とパートナーシップを結んだことを発表しました。これにより、Intelは、同社の優れた最新技術を公開できるようになります。公開される主な先進技術は、5Gと機械学習です。多くのハイテク企業が現在これらの技術開発でしのぎを削っています。2018年のオリンピックは、自動運転車、スマートシティー、モノのインターネット(IoT)などを実現するシステムにおける金メダリストの地位を確立する機会をIntelに与えます。

5G

Michael Phelpsが北京でいくつもの世界記録を更新した年を、私は決して忘れないでしょう。誰かが人類の速さの限界に近づくのを目にすることは、本当にワクワクします。とはいえ、Intelの5Gへの期待と比較すると、世界記録に関する私の興奮は冷めてしまいます。5Gは、2018年に利用が開始されることになっており、Intelは、5G技術のデモンストレーションとしてオリンピック競技会を活用することを計画しています。

実際のところ、デモンストレーションは、Intelのパートナーシップ契約の発表とともに始まりました。Intelは、契約発表のライブ配信に、同社の28GHz帯の実験基地局を使用しました。Intelは、この基地局が現在最高3Gbpsの速度を達成できると主張しています。このレベルの速度は、自動運転車やスマートシティーを可能にします。自動運転車は、周囲の自動車に接続するため、5Gの速度が必要になります。また自動運転車は、クラウドベースの機械学習を使用するためにも、5G接続を利用します。先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance System、ADAS)は、自動車市場を成長させました。そして、Intelは、5G通信システムにより、この市場に進出しようとしています。

 

上記の5Gに対応したスマートフォンを手にした人

オリンピックと5Gを結びつけることで、Intelは、同社がIoTのネットワーク サービスエリアを提供できることを示すことになります。

 

 

5Gを利用して通信するのは、自動車だけではありません。都市も、インフラへの数千のセンサーアレイの組み込みに注目し始めています。これらのセンサーを稼動させるには、センサーどうし、および低消費電力のワイドエリアネットワーク(LPWAN)上の他のデバイスと通信する必要があります。Intelは、オリンピックを通じて、5G技術が都市でその機能をどのように発揮するかも示すでしょう。

機械学習

運動能力全般が常に向上し、世界記録を更新し続けているのは信じがたいことです。人類の可能性は今だピークに達していません。しかしながら、科学のおかげで、私たちは自分の身体についてより詳しく理解し、さらなる高みに向かって跳躍することができます。同様に、機械学習はエレクトロニクスの進化に役立ちます。自律走行車は、完全な自律性を獲得するため、機械学習が必要です。IoTデバイスも、人工知能(AI)の恩恵を大いに被るでしょう。

Intelは、機械学習を利用して、統計データを表示したり選手を比較したりすることを計画しています。深層学習のもう1つの用途は、自動走行車です。自動車は、単に前処理されたデータを使用する代わりに、路上で発生した新しい問題に対応するため、機械学習が必要です。機械学習は、これまでコンピューターおよび電力関連の要件に進化を妨げられていましたが、路上にクラウドコンピューティングを持ち込むことで、5Gがその問題を解決できることでしょう。5Gと機械学習の可能性を提示することで、Intelは、自動走行車向けのソリューションを提供できることを自動車メーカーに示します。

 

「機械学習」と書かれたボタンを押す人

Intelは、機械学習の未来に向かって全力疾走しています。
 

 

IoTは、ここ数年で爆発的に進化していますが、まだ全ての約束が果たされてはいません。人生を変えるような道具より、使えないデバイスばかりが作られているようです。機械学習は、小さな機械に知覚に似た機能を与えるセンサーを使うことで、それを全て変えることができます。Intelは、VRブロードキャストに機械学習を実装する計画を立てています。この実装は、IoTネットワークのように、複数のディスクリート部品に深層学習機能を搭載できることを潜在顧客に示します。

各国の選手がメダル争いをしている一方、Intelはその最先端技術を見てもらうため、レースに参加しているでしょう。Intelは、自律走行車、スマートシティー、モノのインターネットなどの分野で市場シェアを獲得しようとしていますが、優れた機能以上に多くのことに関わっています。オリンピックは、先端技術を適用できるシステムを世界に示す絶好の機会です。

Intelがオリンピックで力を発揮するには、(できれば読者の皆様が設計した)PCBが必要になります。次世代の基板を設計したいとお考えの場合は、高度なソフトウェアが必要です。ここでCircuitStudioが登場します。このソフトウェアは、最高の回路を設計できる優れたツールを備えています。

5Gと機械学習についてのご質問は、Altiumの専門家までお問い合わせください。

 
 
 
 
 
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